
皆さま、こんにちは。
東京コンサルティングファームタイ法人の植村です。
今回のブログでは、出向と転籍について、説明していきたいと思います。
出向は、「在籍出向」と言い、出向元(=日本本社など)に籍を残したまま、出向先(=タイの子会社)の企業で働くことを意味します。「転籍出向」とは、出向元に籍を残さず、転籍先との雇用契約となります。
出向元との労働契約は解除しているため、将来、出向元に戻れる保証がないのが、転籍出向となります。
転籍出向していた日本人スタッフの雇用契約を、在籍出向へと変更する際の、タイでのビザや労働許可証手続きの要否につき、お問い合わせをいくつか頂きますが、労働許可証に記載されたタイ国内の勤務先に変更がなければ、手続きは不要となります。
しかし、労働許可証に記載されたタイ国内の勤務先に変更や追加がある際は、手続きが必要となります。
勤務先が変わる場合は、原則としては、労働許可証とBビザをキャンセルし、タイ国外でBビザを取得後、タイ国内で新たに労働許可証の取得手続きが必要となります。
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東京コンサルティングファーム タイ拠点
植村 寛子
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