
社会保険の保障内容があまり充実していないタイでは、福利厚生の一つとして、民間保険の付与、または医療費を一部補助する会社が一般的です。タイ人従業員向け団体民間保険は、5名以上からとなっている場合が多いため、従業員数が足りない場合は、以下3つが撰択肢として挙げられます。
①タイ人従業員がすでに4名いる場合、日本人がタイ人従業員向け団体民間保険に一緒に加入する
②タイ人従業員が5名に達するまで、1名から加入可能な個人民間保険を付与する
③医療費の一部を補助する
なお、民間保険の付与は、入院や手術が必要になった際の保障内容が充実しているため、医療費の一部支給よりも良いと考える従業員が比較的多いかと考えられます。
以上
東京コンサルティングファーム
植村 寛子
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