進む輸出入ライセンス緩和への動き

税務

ミンガラバー!ミャンマー・ヤンゴン駐在員の杉山裕美(すぎやまひろみ)です。

さて、今週のトピックは、

商業省によると、輸入ライセンスを600品目に対し不要としました。

以前、商業省は電子製品や加工食品、家具などを含む166輸入品目に対し、ライセンス取得をなくしていました。

そこに、今回さらに当局がリストに400以上の品目を追加し、貿易業者は衣服、紙製品、塗料、化粧品、自動車のスペアパーツ、タイヤ、建設資材、電気製品、コンピュータ付属品、および医療製品を含む593品目に対し、輸入ライセンスを申請する必要がなくなりました。

輸出品も同様、昨年2月に、農産物、工業製品、林産物、CMP製品(委託加工:cutting, making and packing)と畜産物などの152輸出品目も、ライセンスは不要となりました。

2010年に民政移管し、ミャンマー政府は輸出入プロセスを簡素化し、貿易と投資を促進する方向へと動いています。

もし、会社設立に関わらず、少しでも財務・税務・労務関係で、ご質問やご不安な事などありましたら、こちらまでご連絡頂ければと思います。

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以上

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