非居住法人によるマレーシア国内の銀行口座開設

投資環境・経済

平素は格別のご高配を賜り誠に有難う御座います。

東京コンサルティングファームの谷口で御座います。

 

本日はお客様より頂いた質問と、それに対する回答を紹介させていただきます。

 

Q:弊社はマレーシア国外にある非居住法人ですが、マレーシア国内において銀行口座を開設することは可能でしょうか。

 

A:非居住法人によるマレーシア国内の銀行口座開設は可能でございます。

 

但し、どういったこと利用するのか、マレーシア国内でどういった活動をするのか、本社側がどういった会社なのか、といった確認事項が多いため、場合に依っては銀行オフィサーとの直接の話し合いが要求される可能性がございます。

したがって、通常の開設手続きよりもイレギュラーなスケジュールになることも多く、また追加的に資料を要求されることもあります。

 

申請時点での必要資料は以下の通りです。

 

1  FATCA Form

2  OCBC Application Form

3  Certificate of Incorporation

4  Register of Directors

5  Register of Shareholder

6 M&A

7 All the signatories, director & shareholder’s passports copy

8 All the signatories, director & shareholder’s proof of residential address (e.g license, bank statement, etc.)

 

通常のスケジュールでは、約1~2ヶ月程度で完了致しますが、

追加の確認事項や資料要求があった場合には最大4~5ヶ月程度かかってしまうこともあります。

 

弊社にて各種手続きを対応しておりますので、本件に限らず、ご不明な点等ございましたらいつでもご連絡頂ければと存じます。

 

今後とも引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。

 

東京コンサルティングファーム

谷口 翔悟

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

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