週報「インド進出成功―今週のしょうがないー個人所得税」

会計

皆さん、こんにちは。
インド及びインド周辺国統括の小谷野勝幸です。

今までブログを提出していたのですが、今までこれというタイトルが
なかったので今回から「今週のしょうがない」という形で日常
(インド中心ですが)のしょうがないをピックアップしてどうしたら
「しょうがある」に錬金できるかを紹介していきたいと思います。

弊社の理念でもある顧客満足・与えることが得ることに基づいて
提案力や戦略的思考は、非常に重要でありこの週報を通してより
具体的なアウトプットを通して情報発信できればと思います。

今週は、夜7時から庭でインド音楽の演奏会があり、笛や太鼓の
音色がにぎやかな中ブログを書いていきます。
非常に迷惑です 笑

ある企業様で駐在員様給与に関わる全世界所得計算を行っておらず、
税務当局から指摘されたため弊社に相談に訪問されました。

その企業様では年4回のローカルコンサル事務所による内部監査
及び4大ファームによる法定監査が行われていました。

しかし、税務当局から指摘されるまでその問題点は浮かび上がらず、
どなたも気づいていませんでした。額は一人×約●00万ルピーの
個人所得税未払いと別途利息および罰金に対して対応が必要になります。

その企業の方は、本社が海外進出および現地子会社管理に不慣れであり、
内部監査も行っていたが指摘されなかったため、しょうがないと
おっしゃっていました。

しかしながら、経営者側からみた今回のしょうがないは、今後の
グル―バル市場で生き残るためには、非常に不満を感じられると思います。

では、このしょうがないを「しょうがある」に錬金させるにはどうしたら
良かったのでしょうか。

本社側アプローチ
1. 海外子会社管理部署(部員)を準備する。
2. コンプライアンス(会計・税務)関係のリスクを調査しておく。
3.弊社のような専門家によるアドバイスを受ける

現地側アプローチ
1. ローカルコンサル事務所ではなく、弊社のような日系コンサル事務所に依頼する。
2.内部監査項目を4部門別に分け、深く調査しローテーションを行う。
3.現地側における経営管理に関する問題点の調査

正直なところローカルコンサルでは、内部監査2万ルピー(約3万3千円)/回で
行うところも多くありますが、そこはインドでよくいう「安かろう悪かろう」ですね。

今回は、安い内部監査で高い授業料を払ったわけです。

こういったしょうがないを「しょうがある」にするために日々
プロフェッショナルとして提案と問題解決といった質の高い
サービスを提供しております。

 

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東京コンサルティングファーム
インド国 取締役
小谷野 勝幸

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