インドの賃金アップと評価制度

労務

こんにちは、インド駐在員の仁井です。

 

インドはGDP成長率が8%前後と経済成長を続けています。それに伴いインド人従業員への賃金も年々上昇していく傾向にあります。

 

インドでは多くの企業が4月から賃金改定を行っていますが、インフレを加味し10%~15%ほど賃金を上げています。よってそれ以上の上昇を期待して転職を考えるインド人も多くいます。その場合20%は上がらないと転職する意味がないと考えてしまう人も見受けられます。

 

ですが給与をただ上げているだけで、組織としての役割を担う意識が薄ければ昇給させても意味はありません。一方でインド人も働く目的を給与だけでなくやりがいや自己成長とする人は多くいます。

 

そこで必要になるのが評価制度です。自分に与えられた役割はなんなのか、どういう成果や行動をとればポジションが上がり、昇給するのかを明確にしておくことが大事です。そしてベースとなるのは企業の理念や方向性です。海外であってもそれを浸透させるために、会社が求めているものと社員の役割を評価制度で共有していくといいと思います。

 

4月からの改定のために、評価は23月頃から行いますのでそれまでに準備されてはいかがでしょうか。

 

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