PEについて

みなさん、こんにちは。

今週は、PEについて説明していきたいと思います。

PE= Permanent Establishmentの略称で日本語では恒久的施設を呼ばれます。

普段目にすることのない恒久的施設とは、
以下のとおりとなっております。
1. 事業の管理の場所
2. 支店
3. 事務所
4. 工場
5. 作業場
6. 天然資源を採取する場所
7. 倉庫
8. 農場・栽培場
9. 販売所
10. 調査用に使用する設備

課税リスクについて、
日系企業の子会社などでは、親会社にマーケティングサポートサービスという名目で各種の活動を行っていることが多くあります。
マーケティングサポートサービスとは、一般的にインドで行われたサービスで結果的に親会社の売り上げにつながる活動を指します。

インド税務当局がPE認定課税する行為は
・ インド法人が独自の権限で日本親会社の契約を締結できる。
・ インド法人が習慣的に日本親会社の受注業務を請け負う。
・ インド法人が日本親会社の在庫を管理し、親会社の発注業務を行う。
・ インド法人が日本親会社の契約交渉に関与する。

現地法人である子会社は、日本親会社と独立した立場にあります。
しかし、上記のような親会社の利益に関与しているケースにおいて
インド税務当局に指摘を受けてPE認定課税受けることがあります。

本日は以上です。

株式会社東京コンサルティングファーム インド拠点
吉田 健人

 

 

 

 

 

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