皆さん、こんにちは。
インドは最高に楽しいですよ!の
インド及びインド周辺国統括の小谷野勝幸です。
日々皆様のより良い未来を創るコンサルティングを
行っています。
質問:製造・販社
弊社では、インドも含めグループ全体でグローバル化が進んでいます。
その中でローカライゼーションの必要性を感じています。
日本におけるグローバル化やローカライゼーションの
現状について教えてください。
回答:その18
今回は、ローカライゼーションする対象における詳細を見ていきましょう。
最終的なローライゼーションの着地点としては、現地人マネージャーが適切な経営判断が下せ、その決定に基づき継続的な実行を自身で行えることです。その要件として下記の様な部門別に4つ押さえておくべきポイントがあります。
1.財務 過去会計から未来会計へ、売上と利益率の向上
2.人事 採用方法、育成方法の仕組み化、労働分配率の改善
3.労務 従業員相談室、安全管理徹底の仕組み化、HR監査
4.法務 労働組合対応、不正監査
特に人事や労務、法務分野に限っては、一般的に部門マネージャーが「従業員の保護」という意識が非常に強いため、経営的な観点から考えソリューションを最終決定者へ提案できるように教育をしていくことが必要です。参考例を紹介すると、あるインド弁護士が、セクハラ法が新設されたので、自社に対しても従業員の保護的観点と法令に従うために導入が必要であると提案します。しかし、経営的な観点からすると、導入しない場合のリスクと導入した際の効果、さらに導入するための予算、どのように導入し社員へ徹底するのかの素案、実行者の選択から責任範囲などを簡単に伝え、総合的に判断する必要があります。そのためには、しっかりと管理者が提案する際の提案フォーマットの共有やそれを使った訓練などの下地作りが必要です。
次回に続く~
弊社では、インドにおける幅広いお困りごとを解決致します。
インド進出から進出後の会計、税務、人事、労務、法務も含み対応しております。
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東京コンサルティングファーム
インド国 取締役
小谷野 勝幸
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