【インドにおける一時解雇(レイオフ)についてのご紹介!!!】

労務

こんにちは
東京コンサルティングファーム インド・デリーオフィスの若杉大勝です。

今回は、インドにおける一時解雇(レイオフ)についてご紹介したいと思います。

 

レイオフとは、原材料の不足、機械設備の故障、自然災害等により、労働者を一時的に休業させることを言います。

労働者が通常の定められた時刻に出勤してから2時間以内に、石炭・電力・原材料等の不足、在庫の滞留、機械設備の故障、自然災害、その他の理由により、使用者が労働者に仕事を提供しない、または提供を拒む、もしくは提供できない場合には、使用者はレイオフをしたこととなります。

50人以上100人未満の工場の場合は、レイオフをする7日以上前に労働者に通告しなければなりません。

 

また、50人以上100人未満の労働者を雇用する工場において、1年以上勤務している労働者をレイオフする場合は、補償金を支払う必要がございます。
補償金の金額は、基本給と物価調整手当の50%となります。(労働争議法25条)
100人以上の労働者を雇用する工場は、自然災害以外の理由でレイオフをする場合は、事前に政府の許可を得る必要がございます。

 

今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。


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東京コンサルティングファーム・デリー拠点
若杉大勝

 

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