皆さま、こんにちは。
バンガロール支店マネージャーの坂本です。
日頃お客様から寄せられるご質問につきまして、Q&A形式でお答えしていきたいと思います。
今週は、インドのGSTに関連したテーマにてお話していきます。
《質問内容》
全体に占める売上のうち輸出の多い企業の場合、GST還付の対象となりますが、どの程度の期間においてGSTの還付が行われるのでしょうか?目安をご教示ください。
《回答》
還付の申請が受理された日から7日以内に還付金の9割については、還付されることとなります。
残りの1割については、最大でも申請書類の提出がすべて完了した日から60日以内に支払われることが定められています。
仮に、60日以内に還付金が支払われなかった場合は、インド政府は未払いのものに対して6%の利息を加算して申請者に支払いをしなければなりません。
また、輸出に係るIGSTの還付については、GSTポータル上からダウンロードした輸出人のGSTR3(有効なものに限る)の情報を提示することによって、税関にて、(船荷証券と同額のIGSTの金額に限る。)還付手続きがすすめられ、輸出人の銀行口座にて還付金を受け取ることとなります。
弊社では、会計・税務、人事労務、行政の対応まで幅広くサポートを行っております。
個別のご相談等ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
今週は、以上です。
東京コンサルティングファーム
坂本 佳代
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