インドFat taxについて

 

インド南部のケララは、2017年初めてFat tax(肥満税)を導入した最初の州になります。

このFat taxは、主に外資ブランドの飲食店で提供されるハンバーガー、ピザ、ドーナツ、タコスに課税され、肥満防止対策を目的とされています。

 

ケララは伝統的にココナッツを使った料理や多く、揚げたバナナのフリットなど比較的カロリーの多い食事が一般的です。

こうした健康対策に乗り出す政府の動きは年々活発になってきており、
2017年モディ政権によってFY 2017-18年度予算にFat tax導入が盛り込まれる提言がなされました。しかし未だに、国全体のFat taxの課税制度は始まっていません。

 

また2015年にはBJP党が砂糖を多く含む炭酸飲料に40%もの課税を行う可能性があると発表しました。

今後所得の上昇と共に、人々の健康志向の高まりが見られ、健康食品市場の拡大が予想されています。

 

 

株式会社東京コンサルティングファーム インド拠点
塚本 沙樹

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