インドでの取締役変更について

法務

 

Tokyo Consulting Firm Private Limited

ムンバイ駐在員

谷川 千裕(たにがわ ちひろ)

TEL: +91 7678007312 / E-MAIL: tanigawa.chihiro@tokyoconsultinggroup.com

 

皆様 こんにちは

インドムンバイ駐在員の谷川です。

今回はお客様から寄せられたご質問についてお知らせ致します。

 

Q: インド現地法人の取締役が1名帰任し、1名が新しい取締役が赴任します。この時、どのような手続きを取れば良いでしょうか。

 

A: インドで取締役を選解任する場合、取締役会を開催し、ROC(会社登記局)に申請をする必要がございます。取締役会では議事録の他に以下の書類が必要となります。

 

・MBP-1:他インド法人との利害関係を明確にする為の書類。他企業の取締役に就任されている、あるいは2%以上の株式を保有している会社や法人等を記載した書類

・DIR-8:過去の取締役履歴、及び取締役の就任資格を記載した書類

・DIR-2:取締役就任に同意する旨を記載した書類

 

また、ROCに提出する提出として追加で以下の書類を準備する必要がございます。

 

・DIR-12:辞任する取締役、選任される取締役両方の申請として企業が準備する書類

・DIR-11:辞任する取締役個人が準備する辞任レター

 

弊社では取締役変更に限らず、あらゆるコンプライアンス書類の作成を承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

今週は以上となります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

東京コンサルティングファーム

谷川 千裕

 

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Private Limited, Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承ください。

 

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