皆さん、こんにちは。
デリー駐在員の武田です。
本日の話題は、女性の働きやすい環境整備についてです。
インドでは、近年、女性の社会進出が進み、産休法の改正など政府もそれを支援する方向にあります。一方で、セクハラの問題など、企業としては、女性の雇用はリスクである可能性も拭いきれません。では、どのようにして会社のルールを設定していく事が良いのでしょうか。以下のような方法を提案致します。
1.人事の方針として妊産婦の休暇またはその他の利益の明確な記載をする。
2.職場でハラスメントについての理解を深められるように、定期的な研修を通して従業員を教育する。
3.第三者を招き女性社員と月例ミーティングを実施し、現状の不満、問題点を確認する。
4.ハラスメントの大小にかかわらず、女性従業員へのハラスメントに対して厳密に対処する。
5.匿名性の高い苦情申し出委員会の設置。
6.内部告発があった場合、内部告発者の匿名性を保ち、社内で不利にならないような体制を整える。
7.弁護士の監督の下、専門家(内部または第三者)によって定期的にハラスメントの調査を実施する
本日は以上です。
Tokyo Consulting Firm Private Limited
デリーマネージャー
武田 麻利奈(たけだ まりな)
TEL: +91 9818956431 / E-MAIL: takeda.marina@tokyoconsultinggroup.com
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