同グループ子会社間の業務提携について~その2~

会計

いつもお世話になっております。東京コンサルティングファームの塚本です。

 

先週に引き続き、子会社間の業務提携について、お客様から寄せられた質問と回答を

紹介致します。

 

<仮定>

・インドにある子会社Aは製造・販売の活動を行っている

・海外の同グループ子会社Bがインド参入を検討している。

 

 

<質問③>
子会社Bがインドで工場で生産を行わず、子会社Aが生産した製品を販売する場合、支店という形態での進出はどうか。

→可能です。

法人に比べ、実効税率が40%と高いことが懸念材料かと存じます。

支店の場合は、工場を運営することはできませんので、ご留意下さい。

 

 

<質問④>
子会社Bが工場を設立して製品を生産し、その製品を子会社Aを通じて顧客に販売することは可能か?

→可能です。下記2通りが考えられます

 

1.子会社Bが子会社Aの紹介で顧客に販売し、手数料を貴社に支払うケース

インドでは特にコミッションに関する規制はございません。

 

2.  子会社Bが子会社Aに製品を販売し、子会社Aが顧客に販売する

子会社Aが顧客への販売価格からマージンを取り、利益を出すことになります。

 

 

株式会社東京コンサルティングファーム インド拠点

塚本 沙樹

 

 

 

 

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