インドでビジネスマナー講座 その2

皆さんこんにちは。グルガオンオフィスの中道です。

ビジネスマナーはビジネス上のルールという話をしましたが、私たちビジネスマンにとってどういうものかという視点で考えてみましょう。私はビジネスマナーは仕事の考えを教えるツールとも考えています。ビジネスマナーを学ぶことで、考えが改められ、仕事への姿勢や発揮される能力、そして結果にまで影響していくのです。

さて、今日はビジネスマナーとはビジネスマンにとって何なのかということです。仕事の目的ですか?手段ですか?結果でしょうか?正解は……「手段」ですね。ビジネスマナーはあくまでも「手段」。その前段階にあるのが目的です。私たちはどのような目的でビジネスマナーを活用しようとしているのでしょう。

仕事の目的は人によって異なります。ただ、会社に所属しているならばその会社の社員としての目的を持たなければなりません。インド人は個人的なキャリア目標を持っていても会社の帰属意識が薄いため、会社としての目的を自分の目的と重ねていないことが多いです。

さて、手段の中にはビジネスマナー以外にも、技術や知識、経験等が含まれます。ビジネスマナーは全ての仕事の土台なのです。どの部署、どの役職でも共通する手段それがビジネスマナーです。

最後は結果ですね。ビジネスマナーを守ることで得られる結果とは、逆に守らないことでどのような違いが出るのでしょうか。それは「信頼」です。時間を守ることも、マナーに気をつけることも全ては「信頼」を築くためです。私たちは顧客に信頼してもらうことで様々なサービスを利用してもらいます。それはどんな仕事にも必ず必要な要素なのです。

ビジネスマナーのようにどの部署、どの役職でも共通するものが多ければ多いほど会社は一体感を高めることができます。イベントを開いて何かを共有するのも、全社員で何かに取り組むのも全ては一体化のためなのです。皆さんの会社にはどのくらいその要素がありますか。そしてそれは上手く浸透しているでしょうか。

結果は目的と手段から成り立ちます。なかなか結果が出ないとお悩みの方はその目的と手段に立ち戻りましょう。ビジネスマナーはほんの一例ですが、TCFHRは皆さんの結果につながる目的意識の共有と様々な手段をご提案し、会社の一体化への取り組みをサポートしています。

以上

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