皆さま、こんにちは。バンガロール支店マネージャーの坂本佳代です。
今週は、インドの会社の定款についてお話しいたします。
会社の定款は、MOAやAOAとよんだりしますが、基本定款と付属定款に分かれています。この定款は、会社を設立する際に申請書類として会社登記局に提出する必要があります。
基本定款のひな型は会社法の第一付則に定められており、付属定款のひな型は第一付則のテーブルFに定められています。
<基本定款に定める内容>
・会社の名称
・会社の登録住所
・事業目的
・責任規定
・授権資本額
<付属定款に定める内容>
・株式に係る事項
・株主総会(投票方法など)
・取締役会(投票方法など)
・配当
・その他
基本定款に定める内容を変更する場合は、株主総会を開催の上、決議を得ることが必要です。例えば、設立時に定款に定めた事業以外の事業を開始する場合、授権資本枠を変更する場合は、株主総会を開催し決議の上、基本定款を変更しなければなりません。
付属定款については、ひな型で定める内容を全て網羅する必要はなく、企業の必要性に応じひな型にない内容を規定することも可能です。
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バンガロール支店マネージャー
坂本 佳代(さかもと かよ)
TEL: +91 91484 32351
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