東京コンサルティングファームフィリピン・セブ支店長の日比野です。今回はフィルヘルス(Philhealth)から通達された料率の改訂についてです。
2017年11月9日の通達(No. 2017-0054)によれば、Philhealthは2018年1月1日付けで、国家健康保険プログラム(NHIP)を維持するために、拠出金の値上げを行います。
https://www.philhealth.gov.ph/circulars/2017/circ2017-0024.pdf
変更後の料率:(基本給x 2.75%)
基本給 |
合計拠出金 |
従業員負担分 |
雇用者負担分 |
P10,000以下 |
P275.00 |
P137.50 |
P137.50 |
P10,001 – P39,999.99 |
P275.02 – P1,099.99 |
P137.51 – P549.99 |
P137.51 – P549.99 |
P40,000以上 |
P1,100.00 |
P550.00 |
P550.00 |
従業員負担と雇用者負担の割合は継続して同額です。今回、下限と上限に値上げが行われた他、その中間所得者については一律2.75%を計算する方式になりました。
Philhealth質問先:
actioncenter@philhealth.gov.ph
それでは今週も宜しくお願いいたします。
株式会社東京コンサルティングファーム
フィリピン支社 セブ支店 日比野和樹