今回はインドの交通事情についてお話ししたいと思います。
インドでは、2010年10月にインドの首都ニューデリーでスポーツの祭典である、英連邦大会が開催されました。
それを契機として、ニューデリーとその近郊州とを結ぶメトロが整備され、市民の交通アクセスが改善されたと言われています。
私自身、グルガオンに駐在して2週間が経ちますが、専らの移動手段は車です。
関係者にアポイントを取って、お客様との面会や各種手続に車で出かける事が多々あるのですが、その際に頻繁に交通渋滞に巻き込まれます。
インドでは、普通に道路に牛や犬が横たわっており(しかも都市部の道路に)、それが原因で渋滞が引き起こされています。
加えて、複数車線の道路であるにも関わらず、日本のように行儀よく(!?)、車が列をなしていることは珍しく、さらに正面から反対車線を突き進む車に遭遇してしまいます。
インドでの交通渋滞の原因は、インフラや牛・犬といった外部要因もあるのですが、自分さえよければよいという各個人の意識にこそ真の原因があるように感じます。
インドが真の経済大国になるには、インフラなどのハード面のみならず、各個人の意識といったソフト面の充実も図る必要があるようです。
皆さんもインドで重要な商談がある際には、「ご利用は計画的に」を実践することをお勧めします。
Tokyo Consulting Firm
グルガオン駐在員
豊田 英孝