~従業員の税金対策について〜

労務

 

皆さん、こんにちは。

デリー駐在員の武田です。
今回は、お客様から実際に頂いた質問に回答致します。

 

【質問】
インドでは個人所得税が非常に高いと認識しています。そこで出来るだけ、従業員の税金を減らせるよう各種手当を考慮しました。HRAやLTA、子ども手当などできる限り対策をしたのですが、他に何かいいアイディアはございませんか。

 

【回答】
個人の所得税を減らす1番の方法は、所得が多くないように見せる事です。すなわち、できる限り手当ではなく、経費として支給するという事です。
一般的に手当はCTC(全体給与)の中に含まれており、経費はCTCの中に含まれていません。しかし、税金対策をする上では、経費の一部をCTCの中に含め、見かけ上の所得を減らす事が可能です。経費の内容は、交通費や携帯電話代、接待費などあくまでも会社目的の経費であるという事が明確である内容で支給する必要があります。この点に気を付ければ、従業員にとっては税金のメリットを享受できる可能性が高いです。

あくまでも一般的な例ではございませんので、導入の際には各企業様の裁量にお任せ致します。

 

ご参考に頂ければ幸いです。

 

 

Tokyo Consulting Firm Private Limited
デリーマネージャー
武田 麻利奈(たけだ まりな)

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