こんにちは、
インド・バンガロール駐在員の山本です。
以前のブログでお伝えをした小売業の外資規制緩和について、12月7日インド政府は小売業への外資参入を認める規制緩和の実施を延期すると発表しました。やはり野党だけでなく連立与党内からも「零細小売業者に対して打撃が受ける」として反対がありました。ムガジー外務相は、「多くの利害関係者に相談し、意見が一致するまで実施を控える」と全政党の代表者による会議の席で述べました。
11月25日に規制緩和を発表して期待をしていただけに、外資小売業企業の株が下落しました。株価にも影響しかねないセンシティブなことで、いつまでに延期されるのかは不透明なままです。
多くの外資小売企業が戦略を模索中の中なので、インド政府も慎重に対策を考える必要があるいえます。