PAN(納税番号:Permanent Account Number)の取得について

労務

 

こんにちは、TCFインド・バンガロール駐在員の岩城です。

 

日頃、お客様から寄せられる質問等につきまして、Q&A方式で回答させて頂いております。

 

今回はPAN(納税番号:Permanent Account Number)の取得に関するご質問です。

 

Q.
個人用PANの取得申請を行いましたが、なかなか届きません。確認したところ、必要書類に一部提出漏れがあった様です。不足書類を提出すればPANは発行されるのでしょうか。

 

A.

まずはPAN申請の際に受け取るAcknowledgment Number(追跡番号)を、以下のサイト※1から

入力して詳細状況をご確認ください。

https://tin.tin.nsdl.com/tan/servlet/PanStatusTrack

(※1:NSDL社(National Securities Depositary Limited:インド所得税局指定の登録代行業者)を使用した場合)

 

必要書類に提出漏れがあった場合、不足書類を提出するだけではPANは取得できません。

以下の書類の、追加提出が必要となります。

 

①(お勤めの会社の)法人PANコピー

②法人代表者のPANコピー

③Appointment Letter (Employment Agreementでも代用可)

④Annexure-2 (※2下記ご参照)

⑤不足書類

 

 

【※2  Form : Annexure-2】

 

Annexure-2の留意点は以下の通りです。

 

・法人レターヘッドの添付

・赴任期間の記載

・PAN申請書類(Form49A/Form49AA)

と同様の写真の貼付

・写真に重なる様に署名/捺印(法人印)

・法人代表者の個人情報の記載

(PAN番号・役職・携帯番号 等)

・法人代表者の署名/捺印(法人印)

 

不足書類の種類により、手続き方法は異なる場合がございます。

再申請には手間と時間がかかりますので、これから新たにPAN取得申請をされる方は、書類に不足や不備が無い様、十分ご留意下さい。

 

 

 

東京コンサルティングファーム

インド・バンガロール支店

マネージャー

岩城 有香 

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Private Limited, Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承くださいませ。

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