目標管理制度の効果的な運用方法③

こんにちは。インド人事労務コンサルタントの仁井いずみです。今週は目標管理制度運用を成功させるStep2と3をご紹介します。

 

【目標管理制度運用を成功させるStep】

Step1:バランススコアカード(BSC)の視点で会社目標を網羅する

Step2:各目標に対して達成度を測る指標を設ける(KPIの設定)

Step3:指標に対して今期の目標数字を決定する

Step4:決定した目標/KPI/目標数字を担当部署へ振り分ける

Step5:各部署でさらにKPIをブレークダウンできるかどうか確認しKPIを追加する

Step6:各部署のアクションプランを決定する

Step7:アクションブランの責任分担を決定する

Step8:定期的(毎月/四半期/半期など)にアクションプランをレビューする

 

 

<Step2:各目標に対して達成度を測る指標を設ける(KPIの設定)>

<Step3:指標に対して今期の目標数字を決定する>

 Step1で決定した目標に対して、達成度を測るための指標を設定し、今期の数値目標を設定します。以下4つの視点におけるKPIの例をご紹介します。

①  財務の視点

目標①:販売数量の拡大

・KPI/新規顧客割合

・目標数字/40%

目標②:資本効率の改善

 ・KPI/経常利益率

 ・目標数字/5%

 

②  顧客の視点

目標①:高付加価値商品の販売

 ・KPI/B商品の受注率

 ・目標数字/30%

目標②:ブランド力強化

 ・KPI/新規率

 ・目標数字/35%

 

③  業務プロセスの視点

目標①:生産の効率化

 ・KPI/発生エラー数

 ・目標数字/3%以下

目標②:在庫削減

 ・KPI/在庫回転率

・目標数字/5回以上

 

④  成長と学習の視点

目標①:風通しがよく公平な社風

 ・KPI/従業員の満足度

・目標数字/80%以上

目標②:スキル向上

 ・KPI/年間教育・訓練時間

・目標数字/1人あたり5日

 

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