皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループインド拠点の加部 新です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は「銀行口座がInactive(停止状態)になった時の解決方法」についてお話していこうと思います。
銀行口座がInactive(停止状態)になった時の解決方法
本記事では取締役を任命しなかったことによる罰則事例を紹介します。
2023年12月5日、企業省(MCA)はSylph Technologies Limitedに対して、2013年会社法第203条第一項による違反であ
まずそもそも銀行の口座がInactiveになる理由としては、長期間預け入れであったり、引き出し等の取引を全く行っていない場合に起こります。
そうなった際に、もう銀行口座を今後も使う予定がない場合は、口座の閉鎖の手続きをされると良いかと思いますが、今後少しでも使う見込みがある場合には、このInactiveの状態からActive(稼働状態)に戻す必要があります。
Activeに戻す方法はいたって簡単で、ただ預け入れや、引き出し等の取引を行うとActiveに戻ります。
*もしかすると、銀行によってActiveに戻す条件は他にもある可能性もありますが、基本的には上記の流れになります。
ちなみに、銀行口座をInactiveのまま放っておくと少しやっかいになることもあります。
例えば、インド法人のどなたかが銀行のサイナーになっていて、その方が帰任等の理由でサイナーの変更をしなければならない状況になった際に、銀行口座がInactiveになってしまっていると、サイナー変更の手続きが進められなくなってしまいます。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
るとの判決を下しました。
背景としては、第206条第4項に基づく調査によりSylph Technologies Limitedが2015-2016,2018-2019に取締役を任命していなかったこと判明したことです。
この判決により、Sylph Technologies Limitedは11Lakhもの罰則金を科せられることになりました。
罰則は60日以内にMCA21ポータルを通じて支払われなくてはいけませんが、90日経過した場合はさらなる罰金が科せられる可能性があります。
今一度、自社の会社法コンプライアンスについて見直す必要があるでしょう。
今回は以上となります。
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加部 新(かべ あらた)
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