こんにちは
デリーの吉田です。
GST (Goods & Service Tax)の変更について説明していきます。
日本語に訳しますと、物品サービス税と呼ばれております。
インドではGSTが2年前に導入されましたが、度々変更が行われており税率やスキームは引き続き注意が必要です。
その中でも今回は小規模事業者に関わる変更点について見ていきたいと思います。
- 会計年度内の売上が400万ルピーまでの企業はGST登録義務が免除されることになっております。
- 小規模サービス事業者は前年会計年度売上高が500万ルピー以下だった場合、コンポジションスキームが適用となります。また既存の18%から6%のGST税率へ変更されました。
- コンポジションスキームが適用となる基準が、年間売上1500万ルピーに変更されました。適用時のGST税率は1%で年1回の申告となりました。
今後も変更が行われる可能性がありますので、GSTの税率については注意が必要です。
今週は以上です。
株式会社東京コンサルティングファーム インド拠点
吉田 健人
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