~第24回GST審議会による変更内容~

税務

皆さま、こんにちは。

バンガロール支店マネージャーの坂本です。

 2017年12月16日(土)、インドでは、第24回GST審議会が開催されました。2017年7月以降、6回目の審議会となります。今回の審議会では、主に、E-Way Bill(電子許可証)の導入について変更が発表されています。

 E-Way Billとは、インド国内で輸送を行う際に必要となる電子許可証の事をいいます。課税事業者は、輸送対象の商品の価格が5万INRを超える場合は、GSTポータル上からE-Way Billを入手していただく必要があります。

今回の審議会の決定内容を以下まとめさせて頂きました。ご確認ください。

決定内容

1.2018年1月16日(火)までに、インド政府はインド全土におけるE-Way Bill導入に向けてシステムを整備いたします。

2.2018年1月16日(火)以後、物流業者は、任意で上記システムを利用してE-Way Billを運用していただくことが可能です。

3.2018年2月1日(木)以後、州を越える物品の輸送に限り、E-Way Billの発行が義務付けられています。(同一州内の物品の輸送は、以下参照)

4.同一州内における物品の輸送に係るE-Way Billの導入は、2018年6月1日(月)となります。

したがって、物流業者は、これを怠った場合は、ペナルティの対象となるため注意が必要です。

 E-Way Billは、一部既に導入されている州(カルナタカ州など)もありますが、国全体の統一のルールの下、正式な導入日は、2018年2月1日(木)(州を越える物品の輸送に限る。)、2018年6月1日(月)(同一州内における物品の輸送)となりますので、ご留意ください。

弊社では、会計・税務、人事労務、行政の対応まで幅広くサポートを行っております。

個別のご相談等ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

今週は、以上です。

東京コンサルティングファーム

坂本 佳代

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