インドの将来について

労務

初めまして、インドの小谷野です。
インドでは、本格的な夏を迎え、日中は46度を超えています。
最近では、あまりの暑さに「蚊」がいなくなる現象が発生し、とても驚きました。

とても驚いたといえば、先週、インドの投資格付けが【BBB-】へと下がりました。スタンダード&プアーズ社が、BRICの中でインドが最初に投資適格級の格付けを失うと発表もしています。

多くの日系企業が、インドへ進出している中、どうしてこの様な状況になったのでしょうか?

今回は、日本ではあまり知られていないインドの職場環境にフォーカスをしてみたいと思います。

実は、インドでは、労務や雇用に関して多くの不安要素があります。
例えば、

①インド人は、会社の成長に関わらず毎年最低10%の昇給を要求し、人件費が増加する傾向があります。
②時間にルーズであり、日本人が期待する期限や期日を守りません。
③初年度から有給が32日あり、休みが多く業務管理が難しいです。
④分業意識が強く、日本であれば1人で済む業務がインドでは2人で行います。

もちろん、全てのインド人が上記に当てはまるわけではありませんが、これらが問題となりインドでの会社経営を難しくしています。TCFインドでは、社員教育のために毎朝30分あさけん(朝研修)を実施し、日本人とインド人の双方の考え方を共有しインドでの日本式の高い質と早い業務遂行を目指しています!!

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