インド進出成功 モディ首相(BJP) 完敗・デリー選挙

皆さん、こんにちは。

インド及びインド周辺国統括の小谷野勝幸です。

 

今週も皆様から寄せられたご質問についてお答えしてきます。

 

質問)

2月7日にデリーにて選挙が行われたと聞きました。

どのような結果となっていますでしょうか。

 

回答)

2月11日、首都デリーにおける議会選挙の結果が発表されました。

結果は、下記となります。

1.AAP(庶民党):67席(+39)

2.BJP(人民党:与党):3席(-29)

3.INC(国民議会派:野党第一党):0席(-8)

 

AAPの売りは、市民目線の政治で脱腐敗政治です。

 

実は、モディ首相の人気に後押しされたBJPの勝利が

予想されていましたが、その予想を大きく裏切りAAPが

大勝を収めました。

 

AAPは、2012年11年に結党されまだ3年も経過しておらず、

多くの党員や支援者は、一般人やいわゆる中間・貧困層によって

支持されています。

 

今回の当選者も教師やエンジニア出身の方も含まれ、市民に

やさしい政党、汚職のない政党をして票を獲得しています。

 

このインド国首都における選挙結果によってモディ首相の

政権や人気へ限り、多くの一般市民は、モディ政権の政策による

変化を実感していない現状、汚職への明確なNO(インドでは、

残念ながら賄賂を政府組織から頻繁に求められます)等が

ニュースを騒がせています。

 

今回初めてAAPが第一党となるため、デリーにおける

大きな変革の期待が生まれています。

 

 

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東京コンサルティングファーム

インド国 取締役

小谷野 勝幸

 

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