捨てたもんじゃない

こんにちは。鈴木理恵と申します。

現在、インドのプネに駐在している私は、

今回の日本の地震については、出張先のムンバイで知ることとなりました。

インドでも、新聞・テレビでトップニュースに取り上げられ、

その日からというもの、取引先の方や友人から電話で

「日本の家族は無事か?」

「日本はすぐに立ち直ると信じている」

と何件もそんな電話をもらいました。


また、

初めて会ったタクシードライバー・銀行員・クリーニング屋の店員・

 エレベーターや電車で会った人・電話越しだけのカスタマーサービス員など

色々な人から

「日本を心配している」

と声をかけられるようになりました。

 

あまりに自分の事のように心配してくれるその言葉に励まされ、

「世界は一つなんだ」

と改めて 感じる事が出来ました。


また、ニュースで見る今回の日本。

道が渋滞しているにも関わらず譲り合う車、

混乱のない被災地のスーパー、

人々が励ましあいお互いを思い合う姿にもとても心が打たれました。

 

インドであれば、日常的に誰よりも先に行こうとする車で道路は混乱してますし、

もしインドで地震が起きたら、きっとスーパーはものの取り合いと盗難で大混乱になることは容易に想像がつきます。

 

日本人の和を重んじる姿に平和を感じるとともに、日本という国をとても誇りに思いました。


同じように感じた方も多かったようで

「日本も捨てたもんじゃない」

そういう言葉も多く聞きました。 


インドにいる私は、今回のことをきっかけに

「日本もインドも捨てたもんじゃない。

きっと世の中はもっと良くなる。」

そう思っています。

 

被災地の方々が最大限頑張っているように、

私も最大限の頑張りでインドから日本を支えようと改めて決意を致しました。


世界中が日本を思うその気持ちが、

日本の希望となって未来を明るく照らしてくれることを願います。

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