インドでビジネスマナー講座その11

皆さんこんにちは。グルガオンオフィスの中道です。

前回のビジネスマナーは仕事の段取りについてお話ししました。今回は社員の叱り方についてお伝えします。

仕事をしていると彼らを叱らなければならない時がありますね。一般的には彼らを個別に呼び出して叱るというのが正しいと言われています。当社では叱り方が2種類あって、あえて皆の前で叱るということを実践しています。

誰にでも言えること、例えば遅刻、例えば連絡不足、例えば電話を取らない。こういった社内ルールに関してはルールを破った瞬間に破った本人を叱ります。またその場に居合わせたインド人管理者にも注意をします。インド人同士で注意をし合える。これはローカライゼーションの第一歩となります。

叱られるというのはプライドの高い彼らにとって受け入れがたい現実です。ましてやその場面を部下や同僚に見られたくありません。しかしながら、社内ルールで部署、役職関係なく守らなければならないものは全体の前で叱ることで、再度認識させることに繋がります。「インドでは一般的にこうです。」というものに従えば、インドローカルと何ら変わらない組織が出来てしまいます。どの手法を取り入れ、アレンジするのかたしかに難しいのですが、成功している企業の事例や実際の人事現場での経験をもとに日本企業らしさを打ち出していくことができます。

以上

↓クリックにご協力お願い致します↓

人気ブログランキングへ

関連記事

ページ上部へ戻る