インド建築

皆さん、こんにちは。急遽ムンバイオフィスからチェンナイオフィスに赴任致します渡部です。

さて、ムンバイ郊外で当局の許可のないまま建設が進められていた8階建てのビルが崩れ落ち作業員らが巻き込まれた事故で、死者の人数は71人になりました。インドでは経済成長に伴って住宅やオフィスの需要が増える一方で、ずさんな工事や老朽化が原因とみられるビルの崩壊がたびたび起きていて、3年前にも首都であるニューデリーの住宅地で老朽化した4階建てのビルが崩れ落ちて60人以上が死亡しています。

実際にチェンナイに来てわかることなのですが、建設中の建物がたくさんあり、老朽化している建物も多く見受けられます。傾いている建物、最新のモールであります「skywalk」内のエスカレーター、エレベーター等、本当に崩れ落ちず大丈夫なのか疑問に思うこともたくさんあります。
新興国特有ですが、新興国では急速な経済成長に伴い、需要に対して供給が追い付かないケースがあり、その場合は、ずさんな工事を行い、需要を満たそうとなりがちです。ここで重要だと感じることは、先進国がいかに安全性の重大さを新興国に諭すことができるかです。文化や価値観は相違するが、人の命の大切さはどこの国でも変わらないと思います。

技術大国である日本が、リーダーシップを発揮して安全性に対して諭し、技術を売り込んで新興国と同時に経済成長をしていただきたい。

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