~費用計上について~

会計

Tokyo Consulting Firm Private Limited

Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited

南インドマネージャー(チェンナイ、バンガロール)

猪飼 太志(いかい ふとし)

TEL: +91 97892 37529 / E-MAIL: ikai.futoshi@tokyoconsultinggroup.com

 

皆さん、こんにちは。

南インドマネージャーの猪飼です。

 

今週も皆様から寄せられたご質問についてお答えしていきます。

 

Q:インドで「未払費用」を毎月計上することは一般的ではないでしょうか。当社では、賞与の支払いに係る費用と法定監査費用を各月に計上したいと考えております。理由と致しましては、各月の損益の平準化です。

 

A: インドでは、月次で会計報告を行うということは一般的ではなく、年次で数字があっていれば、月次で詳細な損益等を把握することは、重要ではないとの考えがあるように思います。しかし、月次で正確な会計数値を把握することは、日本では一般的な事ですし、発生主義に基づいて会計処理を行えば、未払費用等の計上は必須となります。仮に未払費用が計上されていないのであれば、現金主義にて会計処理を行っている可能性がございます。よって、早急に貴社が契約されている会計事務所への指導が必要かと存じます。賞与については、半期に一度の支給であれば、毎月引当金を計上する必要がございます。また、法定監査費用については、費用を12月で按分し、各月の費用として計上するとともに、費用勘定の対応勘定には、負債計上することになります。

 

東京コンサルティングファーム

猪飼 太志

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Private Limited, Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承ください。

 

 

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