年次報告及びその形式について

会計

Tokyo Consulting Firm Private Limited

Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited

チェンナイ駐在員

猪飼 太志(いかい ふとし)

TEL: +91 97892 37529 / E-MAIL: ikai.futoshi@tokyoconsultinggroup.com

 

皆さん、こんにちは。

チェンナイ駐在員の猪飼です。

 

今週も皆様から寄せられたご質問についてお答えしていきます。

 

Q:  先日、会計事務所から年次報告は、XBRL形式でファイリングする必要があると言われました。

  インドでの年次報告について、お教えください。

 

A:  インドでは、定時株主総会から30日以内に株主総会議事録を作成し、議長がサインしたものを会社登記局に提出する必要があります。定時株主総会では、決算報告についても承認が行われるため、これについても株主総会議事録と同時に会社登記局に提出されることになります。次に年次報告の形式についてですが、払込資本金が5,000万ルピー以上の会社は、XBRL形式にてファイリングを行う必要があります。XBRLとは、財務諸表等のビジネスレポートを比較、分析等の目的で2次利用するために開発された言語のことを言います。インドでは、非公開会社であったとしても、払込資本金5,000ルピーを閾値として、コンプライアンスが厳しくなりますので、注意する必要があります。

 

東京コンサルティングファーム

猪飼 太志

 

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