皆さん、こんにちは。
東京コンサルティングファーム安藤です。
今回は、カンボジアで求められる財務諸表についてお話したいと思います。
カンボジアで財務諸表(Financial Statement, FS)を求められることが増えてきました。
カンボジアで言われる財務諸表は、日本のものとは、もしかしたら見た目が異なるかと思いますが、本質は一緒です。
主に下記にて構成されているものとなります。
- 貸借対照表(Balance Sheet, BS)
- 損益計算書(Profit and Loss/ Income Statement, PL/IS)
が主な2つとなり、その他に
- 仕訳帳(Journal, General Journal, GJ)
- 総勘定元帳(General Ledger, GL)
- 試算表(Trial Balance, TB)
カンボジアでは、会計システムはQuick Booksというアメリカの会計システムが主流で使われています。
そのため、会計システムの指定がなければ基本的にはQuick Booksで、英語表記の財務諸表が作成されます。
イメージは下記のようなものになります。
コロナの影響にて、経済活動が減り、税収が下がってきていることから、カンボジアでは税務調査などで税収を回収する傾向が強まってきており、併せて、政府機関の知識層も増えてきていると考えられます。
その際に、財務諸表の提出を求められることも増えてきております。
一方で、日本で資金調達しているような企業は、日本の銀行も融資して回収できるのかという視点がより一層厳しくなってきているように伺えます。
そのため、より信頼性のある書類を出せるように準備をしていく必要があります。
今回は、以上となります。
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株式会社東京コンサルティングファーム カンボジア拠点
安藤 朋美
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