【ベトナム】ビザなし滞在期間の変更

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループベトナム拠点の清水信太です!

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は「【ベトナム】ビザなし滞在期間の変更」についてお話していこうと思います。

 

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目次

【【ベトナム】ビザなし滞在期間の変更】

2023年6月24日、ベトナム政府は外国人の出入国に係る法律 (23/2023/QH15)の改正を可決し、これにより日本人がビザなしでベトナムに滞在できる期間が2023年8月15日から下記のように変更されます。

ベトナム政府としては、外国人観光客が2023年では年間800万人とコロナ前の2019年の1,800万人に遠く及ばない状況を踏まえ、今回の変更に踏み切ったのかと思われます。

〇ビザなし滞在

・2023年8月14日まで:15日間滞在可能

・2023年8月15日以降:45日間滞在可能

条件としては下記になります。

・ベトナム入国時点でパスポートの有効期限が6か月以上であること

・ベトナムの法令の規定により入国禁止措置の対象となっていないこと

※以前は「前回のベトナム出国時から30日以上経過していること」という条件がありましたが、現在は廃止されています。

※今回からビザなしで45日間の滞在が可能になる国

日本、韓国、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、スペイン、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、ベラルーシ、ロシア (計13カ国)

また、発行可能な電子ビザ(観光ビザ)に関しても下記のように変更されます。

・2023年8月14日まで:30日間滞在可能/入国は1回のみ(シングルビザ)

・2023年8月15日以降:90日間/入国は複数回可(マルチプルビザ)

上記の変更により、短期出張者の方がよりベトナム出張に来やすくなるかと思います。

これまでは15日を超える出張の場合、出張期間を15日以下に抑えるか、観光ビザを取得して1カ月滞在、もしくは1カ月を超える場合は3か月の商用ビザを取得するという方法が一般的でした。

しかし、今回の変更で45日以内の出張であればビザを取得する必要がなくなりました。

また、それを超える場合でも90日以内の出張であれば観光ビザの取得で滞在は可能となります。

ただし、現時点で予想される懸念点は以下になります。

①実務上の変更の適用時期

今回の変更は2023年8月15日から適用される予定となっています。

しかし、ベトナムでは実務上、法令の変更が現場まで浸透するのに時間がかかるということがしばしばあります。

今回の変更に関しても出入国審査官が認識をするのにタイムラグが発生する可能性もあるかと思います。

そのため、8月15日以降に今回の変更が実際に適用されているかどうか、少し様子を見るのが安全かと思います。

②個人所得税に関して

ベトナムでは法令に従うと、1日でもベトナムで働いた者(出張者含む)はベトナムでPIT(個人所得税)を申告納付する義務が発生します。

しかし、これまでは実務上、ビザなし入国者や観光ビザでの短期出張者などで申告納付をしている方はほとんどおらず、それを税務局から指摘される可能性も極めて低いかと思います。

弊社としては3か月の商用ビザを取得する場合、保守的に申告納付を推奨しているような状況でした。

しかし、今回の変更でビザなし入国及び観光ビザで滞在できる期間が大幅に増加しました。建前上、観光という形での入国であれば所得は発生しないはずなので、PITも発生しないという形で説明は可能かと思いますが、滞在期間が延びる分、指摘リスクが多少なりとも増加することが懸念です。

3か月程度の短期出張者でPITの指摘リスクを避けたい場合は、商用ビザを取得の上、ベトナム滞在期間はベトナムでPITの申告納税を行という保守的な対応を取るのが良いかと思います。

ビザの状況は頻繁に変わりますので、出張者等のベトナムへの渡航予定がある場合は、お気軽にお問い合わせください。

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清水 信太


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