ベトナムの会計について

会計

こんにちは、ベトナム、ハノイ駐在員の浅野です。

 

今回のブログは、ベトナムの記帳通貨及び記帳言語についてです。


記帳通貨に関しては、原則としてベトナムドン建での記帳となりますが、輸出加工型企業及び外国との取引が多い企業については、所轄の税務署に通知を行うことにより、外貨建てにて、記帳を行うことも認められています。この場合、会社の設立後すぐに所轄の税務署に通知を行う必要がります。また、外貨建企業を行った場合は、決算日のベトナムの中央銀行の換算レートにより、ベトナムドンによる財務諸表を作成します。

記帳言語に関しては、ベトナム語にて記帳することが必須となります。ただし、英語、日本語などのベトナム語以外の言語を併記することが認められています。また、年次決算書及び監査報告書などの会計関連書類はもとより、税務申告書類及び行政手続きに関する書類は全てベトナム語にて作成をしなければなりません。よって、外資企業にとっては、社内報告用又は内容の確認のためなどに翻訳をしなければ、日本人駐在員又は親会社が理解できず、少なからず負担となっています。

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