
今回はタイの電子産業についてお話します。
タイでは日系企業の自動車・部品関連の産業集積が進んでおり、エレクトロニクス産業分野において日本による投資が牽引してきました。
最近はタイの投資環境の変化を受け、新規投資は低調ですが、日本 からの電子機械のASEAN向け投資では、依然タイが最大となっています。
2011年の洪水後も、エアコンや冷蔵庫、自動車などは生産が堅調です。
これは、エアコンや冷蔵庫はこれまで域内の生産拠点がタ イに集積・集約されてきたことによります。
自動車については、同産業を中心に現地調達ニーズが高まったことで集積が厚くなりました。
特に自動車では電装化が進むことで、今後もエレクトロニクス関連部品産業の集積が一層進むとみられます。
以上、お読みいただきありがとうございました。
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