
近年商社やサービス業からのBOI進出が多くなっています。また、すでに現地法人として進出していても、BOIの恩典を利用するために、BOI事業を進めていくケースも多くあります。すでに現地法人があり、分業という形でBOI会社を設立する場合、ワークパミット(WP)につき留意が必要となっています。
現在の現地法人からBOI事業で働く際には、BOI会社のもとでのWPの再取得が必要となります。再取得せず、現在のWPの更新手続きを行うことも可能ですが、その場合はBOI税制以外の恩典(外国人労働許可証取得の簡易化など)が受けれません。BOI取得の目的に、税制以外の恩典を受けることも検討されている場合は、注意が必要です。
以上
東京コンサルティングファーム
植村 寛子
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