「ミャンマー・ティラワSEZ現地説明会」に参加しました

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ミンガラバー!ミャンマー駐在員の杉山です。

本日、JETROが日本ミャンマー協会と共催した「ミャンマー・ティラワSEZ現地説明会」に参加してきました。この説明会は現地視察プログラムの一部で、ミャンマー・ティラワSEZへの進出を具体的に検討している日本企業の方を対象に企画されており、約60名の方がミャンマーを訪れたようです。その他、既に進出している企業も多数、説明会には参加していたので、総勢200名以上が集まっての会となりました。ここでは、ミャンマーの国家計画・経済開発大臣や同副大臣も参加され、基調講演などが行われました。

現在、2015年操業予定のティラワ経済特区について、開発の様子が見えないなど様々な声がありますが、会の中で、今年の1月には動きを見せるといった旨を宣言されており、開発に向けての盛り上がりを印象づけました。

また、開発の現状として、JICAより交通インフラについてお話しがありました。
ヤンゴン都市圏からティラワをつなぐ橋はタンリン橋とダゴン橋の2か所のみであり、タンリン橋は耐荷重性に問題があり、貨物車両の通行が不可能という現状です。しかも、老朽化が進み補修が必要であるのと、片側1車線の為、拡幅が必要となっており、アクセス改善の検討が必要になっています。

そして、民間銀行のKBZ銀行と提携をし、ドル送金へ動きをみせた三井住友銀行も、ミャンマーでの金融事情ということでセッションを行いました。ミャンマーでは、工業インフラと金融インフラという課題がありますが、ミャンマー政府と共に、資金決済と資金調達の問題を改善の方向へもっていく金融革命は進んでいると、勢いを感じさせていました。

途中で2回ほど、停電で説明会が中断するというハプニングもありましたが、視察に来られた方は、肌でミャンマーを感じられたのではないでしょうか。

以上

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