~昇給率について~

労務

Tokyo Consulting Firm Private Limited

デリーマネージャー

武田 麻利奈(たけだ まりな)

TEL: +91 9818956431 / E-MAIL: takeda.marina@tokyoconsultinggroup.com

 

皆さん、こんにちは。

 

デリー駐在員の武田です。

 

 さて本日の話題は、昇給率についてです。今回は、お客様から頂いた質問に回答致します。

 

【ご質問】

 

 従業員の給与(CTC)は、約50%の基本給とその他約50%で構成されていますが、本社から昇給10%と言うのは、

基本給を対象としているのではないか(依ってCTC全体では5%程度の上昇)との指摘を受けています。どのように昇給額を決定すればいいですか。

 

 

【回答】

 昇給の基準となる数値は、CTCです。

すなわち現在1,000,000 INR/年の社員様の昇給が10%である場合、昇給後の給与は1,100,000 INR/年となります。

 

インドでは、日本の給与決定方法と異なり、

先にCTCが決定しその後、各種手当の内訳が決定する形となります。

 

従いまして、先にCTCに対する昇給額が決定し、

その後、Basic及び各種手当の割合が決定するとご理解下さい。

 

今回の平均昇給率の予想も概ね10%(スタッフレベル)となっております。

昨年よりインフレ率の上昇が落ち着く事から、昨年よりはやや低い昇給率であると予想されております。

 

 

本日は以上です。

 

東京コンサルティングファーム

武田 麻利奈

 

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Private Limitedは、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承ください。

 

関連記事

ページ上部へ戻る