皆さん、こんにちは。
南インドマネージャーの猪飼です。
今週も皆様から寄せられたご質問についてお答えしてきます。
ご質問)
インドでは、PFと呼ばれる年金が存在すると聞きました。PFの支払い要件及び負担額の計算方法についてご教授ください。
回答)
PFは、Permanent Fundの略語であり、会社の従業員数が20名以上になった場合、
支払う義務が生じます。負担額は、会社が12%、個人が12%の合計24%となっております。
PFの支給を受けるためには、一定の要件を満たす必要があります。通常、インド駐在員は3年から5年で帰任されるため、支給を受けている駐在員は殆どいないのが現状です。
また、駐在員の場合、支払額を計算する際に日本側支給の給与額も含むかどうかについて、問題となるケースが多いようです。現地支給の給与額に基づいて、負担額を決定されている会社も存在するようですが、PF Departmentのサイト上のQ&Aには、現地側支給額のみならず、日本側支給の給与額も含めて負担額を計算する必要があるとの記述があるため、現地側支給の給与額のみならず、日本側支給額も含めて毎月当局に支払いを行うのが、良いと考えます。
東京コンサルティングファーム
猪飼 太志
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