2018年のJETROによる賃金実態調査報告によれば、
スタッフ、ワーカーともにモチベーションとなる要素は以下の通りでした。
第1位 昇給
第2位 昇格
インドの労働市場において、新卒や就業経験が浅い段階の給与は一般的に非常に安い
といわれているため、若手の従業員にとっては毎年の昇給や数年おきの昇格が望まれます。
しかし、中堅社員以降の昇給は企業にとって固定費圧迫の原因になりかねないため
企業は常に昇給や昇格以外の社員のモチベーションを上げる対策を練る必要があります。
今回は日系他社が行っているモチベーションを上げる対策の一例を下記に紹介します。
・社員とスポーツイベント(工場の場合)
・ディワリ休暇の際にプレゼントを配布
・優秀な社員に日本研修を行う
・定期的な飲み会・食事会
・社員の誕生日をケーキなどで祝う
・会社の創立記念にパーティ
・遠足
イベント好きのインド人には、ちょっとした祝い事を皆で共有することは大変好まれていると思います。
是非社員のモチベーション向上のために行事などを盛り込まれてはいかがでしょうか。
株式会社東京コンサルティングファーム インド拠点
塚本 沙樹
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