インドの医療環境

労務

インド・グルガオン駐在員の豊田です。

 

皆さん、「オートリキシャー」をご存知でしょうか。オートリキシャーとはインドローカルでよく利用される、便利な交通手段の一つです。自動三輪車に屋根がついており、気軽に利用することができます。インドの街並みを眺めつつ、全身でインドの砂埃と車の排気ガスを吸い込みながら、移動することができます。

 

このオートリキシャーに乗った後、風邪に見舞われ、発熱を引き起こしてしまいました。インドの風邪は手強く、38度後半の熱が4日間も続く試練を味わいました。

 

しかしながら、この風邪のおかげでインドにおいて貴重な体験をすることが出来ました。それは、インドの病院で治療を受けてきたという体験です。今後、インドに駐在するであろう方々にとって、気がかりな事の一つと言えば、「医療」についてではないでしょうか。ご自身のケガ・病気についてもさることながら、奥様・お子様などご家族を連れて赴任されていらっしゃる方々なら尚更気にかかるところではないでしょうか。

 

ということで、今回は、私自身が体を張ってインドの病院体験レポートをお伝え致します。弊社インド人スタッフの紹介により、「MAX Hospital」という病院に行ってきました。

 

↓↓病院のサイトはこちらからどうぞ↓↓

http://www.maxhealthcare.in/

 

病院に到着すると、まずは外観に驚きました。日本の大手総合病院に匹敵するような立派な建物とその敷地の広さがありました。そして、入口をくぐると、まずは総合受付カウンターに行き、新規外来で風邪を患っていることを伝えると、外来内科へと案内されました。外来内科へ向かう途中、MRIやレントゲン室など、日本の総合病院にあるような検査機器を多数見かけることができます。

 

外来内科へ到着すると、まず、きれいな看護婦さんがバイタルチェックをしてくれます。体重、血圧、脈拍のチェックを行いました。次に、ドクターのいる個室へ案内されます。ドクターからは問診を行った後、鼻とのどの腫れ具合をチェックし、聴診器で心臓の音を確認してくれます。そして、調剤薬の説明と日常生活の中でケアすべきいくつかのポイント(刺激物を食べない、手洗い・うがいをよく行うなど)についての説明を頂けます。

 

最後はお支払いです。私自身、インドでの保険証は持っていなかったのですが、それでも診察代・薬代合計1,000ルピー弱(約1,600円)ですみました。

 

ここまで、お読みになられたかたは、気付かれたと思いますが、インドでの病院の流れと日本での一般的な流れとは全く変わりませんでした。

 

一点、日本ではあまり見慣れないものを見つけました。それは、病院内に某有名ファストフード店があったことです。風邪をひき、食欲が減退していましたが、いつの間にか自然と私の足はファストフード店の中に引きつられてしまっていました。

 

このMAX Hospital には多数の患者様もいて、付添の方々へも配慮がされており、ホスピタリティを感じる事のできる病院でした。また来たいなと思います。

 

P.S. でもやはり、一番は常に健康な体でいる事です。「自分の体は、みんなのもの。」です。

だからこそ、自分の体は大事にしなければなりません。

 

 

Tokyo Consulting Firm

グルガオン駐在員

豊田 英孝

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