インドの生活環境について

インドに来られたことがある方は実感していることかと思いますが、インドは汚いです。ごみはいたるところに落ちていますし、コンクリート道路以外は舗装がないため砂埃が舞っています。たまに夜と明け方に異様なにおいがします。

一方で、デリー政府は“Green and Clean Delhi”という運動を打ち出しており、その看板を街の中で見ることができます。ごみを減らす、廃棄物は肥料に使うなど工夫すること、環境に配慮して物を燃やさない、公衆衛生などを目的としています。ある工業団地では工場から出る排水についてかなり厳しい検査を受けているとききました。

ですが、前述のとおりインドは汚さについて格別に鈍感だと思います。まず、ごみを平気で道路に捨てます。指摘したところ「みんなやってるから」となんでもないように言っていました。そのごみは路肩にたまっていきます。そして路肩はほとんど整備されていないため、砂埃とまじります。朝になると、掃除をしているのですが、砂埃の中のごみを集めているので砂が舞っています。また夜になると何かを燃やしているらしく生っぽい何とも言えないにおいが立ち込めるときがあります。そして通勤中の往復で立ちションベンをしている人を毎日10人は見ます。宗教上からなのか、ごみを平気で落とす、落ちたものは拾わない(自分の役割ではない)というのが当たり前のようです。

インドは国際的な視点でビジネスをしていく必要があるわけですから、“Green and Clean Delhi”をみんなが意識できるように指摘していかなければなりません。

インド駐在員 仁井

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