スターバックスとダンキンドーナツにみるインドでの販売拡大とその注意点

皆さん、こんにちは。インド・バングラデシュ統括の小谷野勝幸です。
デリーやグルガオンは、日々暑くなってきておりますが、まだまだ朝礼後のチャイは美味しく頂いております。

さて、去年の秋にインドのムンバイに進出してきた大手コーヒーチェーン店スターバックスが新店舗を続々と展開しシェアを急速に拡大しています。最近では、インディラ・ガンディー国際空港やモールなどで良く見かけられ、私達外国人だけではなく多くのインド人も行列を作っています。

米国などでは、朝出勤時にコーヒーとドーナツを持っているサラリーマンが大勢いますが、数年後にはインド人はチャイをコーヒーに持ち替えているかもしれませんね。

又、昨年5月にインド進出したダンキンドーナツもインドでは初の販売となるアイスコーヒー「ダンカチーノ」を販売しこれから本格化する夏に向かい攻勢をかけています。

インドでは、2013年において100社程の進出を見込んでいますが、今後は進出だけでなく既に進出済みの企業が支店を増やし、インド国内でのシェア拡大が見込まれています。日系企業でも販売拡大を見越しての新たな工場の設立や販社増設のニュースや話を伺うことが多くなっています。

インド進出後の支店設立は、非常に容易であり会社登記局(ROC)への登録など煩雑な手続きはなく、又本社へ提要されている財務上の恩恵等も同様に享受することが可能となります。

一方で、仮に商品等の輸送による付加価値税(VAT)や中央販売税(CST)の登録は、通常支店ごとに通常必要となります。しかしながら、皆様もご存じのようにインドでは州によって税務コード等は、大きく異なる場合もありますのでご注意くださいませ。

今度数年で進出済みの企業様は、多くの障害を乗り越え急速にインド国内での販売拡大をしていくと予想しています。そのスピードを維持し先にシェアを獲得するための支援である税務コード取得や税率の確認、会計処理、市場調査から営業スタッフの管理体制構築でご質問や不安などありましたら、こちらまでご連絡頂ければと思います。

※記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Private Limited, Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承くださいませ。

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