皆さん、こんにちは。
インド及びインド周辺国統括の小谷野勝幸です。
今週も皆様から寄せられたご質問についてお答えしてきます。
質問)
インドでは社内管理の強化や社員教育が非常に苦労すると伺っています。
他社様ではどのような事例がありますか。
回答)
予定時間の半分で作業の50~90%進捗度で構わないが、
関らず上司や顧客へ提出しあえて事前にフィードバックを
もらい残りの時間で完成させる。
これは、ある多国籍企業代表の方が口を酸っぱくして
社員の方へ伝えている言葉です。
私の管理するインドでは業種問わず多国籍企業が求める完成品を
顧客に提出するには、幾度も修正とそれに関わる工数が必要となる
傾向があります。
その原因に一つは、時間をかけて作った最終成果物が
顧客の完成イメージと異なりそもそもスタートもしくは
初期段階から修正を要することになります。
それゆえ、管理者としては、成果物の箱や骨組みと方向性を
構築し顧客と最初の30%まで付き添う必要があります。
この最初の30%のイメージ共有をインド人マネージャーと
行ってから、プロジェクト責任者と顧客とでやり取りを行い
成果物を完成させます。
こういった経験やスケジュール管理を積ませながら、責任者の
達成度、心(ウィル)や技(スキル)の習熟度を向上させ、
評価し、定期的にフィードバックする仕組みを構築します。
この仕組みを設立3~5年で作れる企業は、売上が向上する傾向があり
かつインド人管理者が育つ社内風土を有する可能性が高くなります。
御社ではどうでしょうか。
弊社では、インド進出から進出後の会計、税務、人事および労務まで
すべて対応しております。
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東京コンサルティングファーム
インド国 取締役
小谷野 勝幸
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