インドのディワリ

こんにちは、

インド・バンガロール駐在員の山本です。

 

先日、インドで一番大きなお祭りであるディワリがありました。

10月下旬から11月上旬頃の満月になる2日間にわたって開催されます。

若干地域によって日付がずれるケースもあるみたいですが、私が駐在するバンガロールは1026日と27日がディワリの日となりました。

 

ディワリの期間は多くの企業が1週間ぐらい休日になります。

バンガロールはトヨタ系企業が多く進出しているので、トヨタカレンダーに合わせて、今年は1週間以上が休日の企業が多くありました。

 

日本人駐在員は、こぞってインドから離れ海外旅行を楽しむ人や日本へ一時帰国する人が多いです。その理由は、日本では考えられないほどの爆竹、花火の音、各地で行われるフェスティバルの音楽で街中が朝から夜まで響きわたるからです。

 

ディワリは日本のお正月の準備に似ていると言われています。ディワリの前は準備で大忙しです。まずは家の大掃除をします。そして、電飾で家の外や中を飾ります。自家用車にも装飾品を飾ります。

 

ディワリの1週間前ぐらいのバザールは、飾りものを買い求める人でごった返しています。 また、男性や子供は洋服を、女性はサリー パンジャビドレスを新調します。靴も新しいものにします。 新しい服を着て、ディワリを迎えるのがならわしです。

 

花火をする前に必ずお祈りをします。まずは、陶器にギー(動物性油脂)を入れ、綿をよって芯にしたものに火をともします。 (ろうそくのような感じ)それを家の外、家の中に置きます。その後、「ガネーシャ」と、お金の神様「ラクシュミー」にお祈りを捧げます。 家にある全ての金のアクセサリーと、現金を器の中に入れた牛乳の中に入れて、お祈りを捧げます。「これは全てあなたから頂いたものです。ありがとう。そしてこれからもよろしくお願いします。」とお祈りします。

 

お祈りが終わったら、みんなで花火をします。

 

インド人従業員には、ディワリプレゼントを渡すのが一般的です。それほど高いものではないですが、一人あたり500ルピーぐらいの品物をプレゼントします。

 

ディワリが終わった時期に、友人に誘われ余った花火をしましたが、予想以上の火薬の量に驚きました。迫力はすごかったです。

 

インドでは、一番の祭りで楽しいイベントですが、もう少し爆竹と花火を使用する時間と場所を規制してほしいものです。

 

 

以上

 

関連記事

ページ上部へ戻る