インド最大の祭り-2012年のDiwali

労務

こんにちは。Gurgaon事務所の仁井(にい)いずみです。

インドは現在Diwali Festivalシーズンに入っています。今年は11月13日がDiwaliでその前後を休みにしている会社が多いです。当社は10日(土)まで営業し、11日から13日まで休みとしました。Diwaliはインド最大のイベントで1年の中でもっとも盛り上がる華やかなイベントです。インドの企業では飾りつけをし、全員が正装で出勤します。当社はこれまで、社員に対してDiwali Giftをあげることくらいしか行っていませんでしたが、今年はインド人社員にDiwaliイベントについて完全に任せました。ギフトを何にするのか、ドライバーへのボーナスをいくらにするのが妥当なのか、イベントとは何をするかなどです。

その結果このように飾りつけを始め、

会社の前はこんな感じになりました。

社内では、神棚のようなものをセッティングし、それに向かってお祈りをささげ、インド人スタッフは歌を歌っていました。神棚を設置することでその場は神聖な場所となるようで、土足厳禁となります。その後、1人1人にギフトを上げて終了です。

業務については異文化を感じることがあまりないのですが、このときは国が違えば文化も全く異なるということをひしひしと実感しました。

今回のDiwaliは大変盛り上がりインド人スタッフも大喜びで帰っていきました。相手の慣習を認め、彼らを家族のように思い、敬うということが彼らのモチベーションアップにつながります。そのベースがあってこそ会社理念の浸透がより図られると感じます。

昨今、スズキのストライキなどを受け昇給など行っている企業も増えていますが、お金での解決で終始するのではなく、現地社員が喜ぶことは何か、相手を認め、彼らの成長は何なのか(会社成長の一つであることが大前提)を心底考えてあげることが何より大事なことだと思います。

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