インドの文化・音楽イベントについて

こんにちは、TCFインド・バンガロール駐在員の岩城です。

今月は出張で弊社本社のあるデリーに来ております。今回はこの週末に行われた、インドの文化・音楽イベントについてご紹介したいと思います。

2015年第1回インド東北地域フェスティバル(Songs & Dances of the North East)』

(参考URL http://hangouts.co.in/1536-songs-dances-of-the-north-east-sdne-fiesta-2015.html

が、週末の4月11日(土)にインディラ・ガンジースタジアム(デリー市内)で行われました。インド東部のメガラヤ州政府とインド東北州議会(North Eastern Council)が主催して毎年行われているもので、南インドに居ると(居なくとも)遠すぎて馴染みの薄い、インド東北地方9州(アッサム州、ミゾラム州、メガラヤ州、トリプラ州、アルナーチャル・プラデーシュ州、シッキム州、ナガランド州、マニプル州)の伝統衣装・踊り・食文化を体験出来る貴重な機会です。

 

Songs & Dances of the North East

 

 

 

以下、簡単に各州の特徴をご紹介します。       

 

 

 

アッサム州:北東インドの中核となっている。中心都市はグワーハーティーで、州都はグワーハーティーの衛星都市ディスプル。面積は79,000 km²、人口は3,094万人

 

ミゾラム州:その多くは丘陵地帯であり、ミゾ族を多数とするチベット・ビルマ系の諸族が住んでいる。面積は21,090 km²、人口は101.6万人

 

メガラヤ州:州名はヒンディー語、サンスクリット語の「雲のすみか」に由来する。州都はシロン。州内のチェラプンジは世界で最も年間降水量が多い事で知られる。面積は22,430 km² km²、人口は265.1万人

 

トリプラ州:州都はアガルタラ。ベンガル語とコクバラ語が公用語とされる。面積は10,490 km²、人口は365.8万人

 

アルナーチャル・プラデーシュ州:主にヒマラヤ山脈東部の中国、インドの国境紛争地帯において、インドが実効支配している領域に設置された州。中国語によ

 

る漢字表記は「阿鲁纳恰尔邦」。面積は83,740 km²、人口は125.5万人

 

シッキム州:ヒマラヤ南麓のネパールとブータンのあいだに位置する。かつてシッキム王国だった歴史的な経緯により、インド29州のうち人口最少、面積はゴア州に次いで2番目に狭いという小さな州となっている。面積は7,096 km²、人口は61.9万人

 

ナガランド州:州都はコヒマ、州内最大の都市で経済・交通・軍事の中心となっているのはディマプル。面積は16,580 km²、人口は227.5万人

 

マニプル州:インドの北東端で、ミャンマーに国境を接する。中心都市インパール。面積は22,330 km²、人口は272.2万人

 

(※人口:2012年時点)

 

 

 

 

 

イベントではまず各州順番に伝統衣装を身に纏い、伝統の踊りを舞台で披露してくれ

 

ます。「インド東北地方」と決してひとくくりには出来ず、トリプラ州の様に女性がし

 

なやかに踊る牧歌的な州もあれば、ナガランド州の様に男性の戦いをイメージさせる勇

 

ましい踊りもあり、中国に隣接するアルナーチャル・プラデーシュ州は獅子舞が登場し

 

たりと、まさに中華系文化そのもの。最後は各州の代表9名が手を繋ぎ、舞台の中心で

 

輪になって歌って踊り、インド東北地方の『和』を表現します。

 

 

 

会場の外には飲食ブースが構えられており、各州の料理を楽しむ事が出来ます。それぞ

 

れの郷土料理が所狭しと並び、選ぶだけでも一苦労なほどでした。

【勇ましいナガランド州】  【牧歌的なトリプラ州】   【飲食ブース】

 

大都市や観光地の文化以外はなかなか知る機会がありませんが、インドの多種多様な魅了がまだまだ沢山存在します。

さて伝統文化を満喫した後は、現代文化です。最近インドで人気の歌手が何組か登場し、最終的に会場はご覧の通り。

(以下写真ご参照)元々踊りが大好きなインド人、大人も子供も歌って、踊って、飛んで、叫んで、皆とても楽しそうでした。

 

 

 

 

国が違っても文化や音楽を楽しむ気持ちは同じです。こんなところから、次の新たな日印ビジネスのアイデアが生まれるかもしれません。

 

 

 

 

 

東京コンサルティングファーム

 

インド・バンガロール支店

 

マネージャー

 

岩城 有香 

 

 

 

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