インド賞与支払法について

労務

賞与支払法-The payment of Bonus Act, 1965- は、

 

1965 年に成立してから、幾度も改正されており、2015年に改正したものが最新のものと

なります。

 

適用条件

・設立5年以上の工場及び、店舗施設

・20名以上雇用している全ての工場及び、店舗施設

・会計年度において利益が出ている工場及び、店舗施設

・現時点の月給与(Basic salary + DA -Dearness Allowance)21,000INR以下の従業員

 

 

賞与額

上限:給与の20%分 又は、7,000 INRに20%をかけたもの

下限:給与8.33%をかけたもの、又は州の最低賃金の内高い方

 

支払いは会計年度末8カ月前に行わなければなりません。

 

労働組合側による、賞与上限額の設定撤廃の要望を受け、2015年の改正で

上限前提給与の3,500 INRから7,000 INRに一気に跳ね上がりました。

 

注意すべきは、2015年の改正内容は、2014年4月1日より適用されますので

会社によっては、遡及の可能性が出て参ります。

 

塚本 沙樹

 

 

 

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