ミッションの策定方法

経営

皆様こんにちは。カンボジアオフィスの公認会計士の熊谷です。今回は、事業計画を作成する4つのステップのうちの一つ目、「事業の意義を明確にする」という点を考察したいと思いますが、その中でもミッションの策定方法に関して考えてみたいと思っています。

 

ミッションを決めるための典型的なプロセスをご紹介したいと思います。それは以下の通りとなります。

①    まずは、自社の分析を行うことです。

自社の分析を行うことにより、客観的な事実を検証することができ、自社の強み、特性、弱み、機会などを把握することができます。この分析は、文章化して行うことが重要だと思います。

②    サービス提供のターゲットを決めます。

自社の分析を行うことにより、どんなサービスを提供できるのかをよく考え、サービス提供の対象者を決定することができます。どんな層のどんなニーズに応えることができるのかを注意深く検討することができます。

③    ミッションを文章化します。

上記で決定したサービスをどうしたら高品質で提供できるかを検討しつつ、理想の会社像を文章化し、ミッションとします。

 

上記のような過程を経て、ミッションを作成し、きちんとした文章によって、会社内部で共有することができたならば、会社の進むべき方向性を的確に指し示したことになります。

このミッションの存在は、どんな時もその会社の行くべき方向性を指し示し、力を与えてくれるようなエンジンのような存在になるでしょう。

 

今週は以上です。

上記の点でご質問ございましたら、 kumagai.keisuke@tokyoconsultinggroup.com

までお気軽にご連絡ください。   

 

 

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